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【太らない食事法】玄米で太りにくい体を作りましょう

発芽玄米や玄米の健康ライフ この記事は約 4 分で読めます。

食に関する研究が進み、多くの企業からさまざまな健康食品が開発されていることで、私達の健康を補助してくれる食品や食材、サプリメントなどが比較的安価に手に入るようになりました。
そんな中で改めて注目が集まっている食材が玄米です。
玄米とは精米前のお米のことであり、私達にとって身近なお米である白米は玄米を精米することでつくられています。
歴史的に、日本では精米という技術を用いることで、お米をよりおいしく食べやすくする工夫が行われてきました。
しかし、精米によってお米が本来持っている豊富な栄養素も失われてしまうのです。
たしかに、昔の人にとっては、栄養素を減らしたとしても精米をして白米を食べるということが贅沢のひとつだったのかもしれません。

実際に昔は精米をすることでお米をより美味しく食べることができていたと言われていますが、現在では、研究開発が進んでおり「白米よりも美味しく食べられる玄米」すらも登場しています。
つまり、「より美味しくてより栄養価の高いお米」が玄米なのです。
だからこそ、今では多くの人が玄米に注目しており、食生活で健康や美容を増進したいと考える人にとって、玄米は欠かせない食材です。
今回は、そんな玄米の健康効果の中でも特に注目すべき「食べても太りにくい効果」について解説します。

低糖質・低GI食品とは?

玄米の「太りにくい効果」を理解するためには、低糖質食品や低GI食品と呼ばれる食品について知っておく必要があります。
そもそもGIというのは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略語です。
GIの値(GI値)は食後血糖値の上昇度を示す指標となります。
食事を食べると食事の中に含まれる「糖質」が体内に吸収されることで、血液中の糖分の値である血糖値が上昇します。

この血糖値の上がりやすさを示すのがGI値です。
そんなGI値は食品毎に設けられており、GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにすることがわかっています。
また、低糖質食品とは、その名の通り含有している糖質の割合が少ない食品のことです。
糖質が多い食品を食べれば、それだけ血糖値は上がりやすくなります
そのため、血糖値を上がりにくくするためには、低糖質食品を摂取することがおすすめであると言えます。

血糖値とダイエットの関係

なぜそこまで血糖値の上昇や糖質にこだわる必要があるのかというと、血糖値上昇を防ぐことが直接的にダイエットに結びつくからです。
血糖値が上昇すると、体内からはインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンには、血糖値を体内に取り込んで脂肪に変えるという特性があるため、インスリンの分泌を抑制することができれば、必然的に脂肪の蓄積を抑えることが可能になります

玄米は低糖質食品である

今回紹介する玄米も低糖質で低GIの食材です。
もちろん、玄米も白米と同じように炭水化物ですので、糖質が少ないかといえばそんなことはありません。
糖質を完全にカットしたいという人にとっては、玄米に含まれる糖質でも「糖質を摂りすぎ」と考えられるかもしれません。

しかし、玄米と白米とを比べると、玄米のほうが低糖質ということになります。
お米は日本人にとっては文化的要素も大きい主食であり、1日3食食べるという人も少なくないでしょう。
毎日3食食べているお米を白米から玄米に切り替えることによって、長期的には糖質の摂取量を大きく削減することができます。
また、玄米は糖質吸収の指標であるGI値がとても低い食品です。
白米が高GI食品(血糖値が上がりやすい食品)とよばれるカテゴリーに分類されているのに対して、おなじ炭水化物である玄米は、低GI食品(血糖値が上がりにくい食品)に分類されています。
同じだけの量のお米を食べたとしても、白米よりも玄米のほうが太りにくいというのは、玄米のGI値がとても低いというのが理由のひとつです。

玄米を食べると太りにくい理由とは?

玄米は白米と比べてGI値が低い食材です。
白米を玄米に切り替えることで、血糖値の上昇が緩やかになり、インスリンの分泌量も減らすことが可能です。

インスリンの分泌量を減らすということは、太りにくくなるということと同義であり、太りにくい体を手に入れるためには、白米から玄米中心の食生活に変えるのが効果的です。
また、玄米にはビタミンやミネラルなどの栄養素も数多く含まれており、1日3食玄米を食べることで、太りにくく健康的な体を手に入れることが可能になります

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