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玄米はなぜ完全食品と呼ばれるのか?その理由を徹底解明!

発芽玄米や玄米の健康ライフ この記事は約 4 分で読めます。

玄米はなぜ完全食と呼ばれるの?

玄米は、白米になる前のもみ殻を除去しない前の状態のものを指します。
玄米は別名スーパーフードや完全食などと呼ばれることがあります。
それは普通白米に精米する際に捨ててしまう、米ぬかの部分にたくさんの栄養素が含まれているからです。
私たちの体に必要不可欠なビタミン、ミネラル、食物繊維などを大変多く含んでいます。
日本人は昔から白米を主食にしてきました。
白米を食べる時には、肉や魚、野菜などの栄養素も副菜や汁物などと一緒に栄養バランスを考えた食事をしていくことが大切と言われてきました。
実は白米の場合は単体で食べた場合、私たちの体に必要な栄養素が全て摂りきれないからなのです。
しかし、玄米の場合は米ぬかの部分に栄養素が含まれていますから、副菜や汁物を考えなくても、単体で栄養素を補ってしまいます
つまり、極端な話をすると玄米と野菜の入った味噌汁を毎日摂取していれば、他には何も食べなくても大丈夫なぐらいの栄養素が含まれているのです。

玄米の素晴らしい効果や効能とは?

玄米にはたくさんの栄養素が含まれていますが、それ以外にも利点はたくさんあります。
玄米を食べることによって、どんな素晴らしい効果が得られるのでしょうか?

①良く噛んで食べるくせがつく

玄米の表皮は白米と比較すると、大変硬くできています。
玄米はそのまま摂ると、消化不良や下痢などを起こすなどの胃腸への影響も出やすいため、良く噛んで食べなくてはなりません。
そのため、良く噛んで食べるくせがつくのです。

1口で約30回~70回噛んで食べることが良いとされています。
良く噛んで食べることにより、満腹中枢が刺激され、たくさんの量を食べなくても満足を得ることができます。
自然と食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエットにも最適な食材です。
また、良く噛めば消化が良くなり、栄養の吸収がスムーズに行われます。

②生活習慣病などの防止に役立つ

玄米には血糖値の上昇を抑制する働きもあり、歯周病、糖尿病などの生活習慣病の予防もしてくれます
血管の老化を防ぐことでも知られています。

③1日2食でも大丈夫

玄米は1食の栄養価が大変高いため、1日3食から2食に食事回数を変えることも可能です。
1日の食事回数を減らすことで、胃腸に休養を与えることができます。
1日16時間以上の空腹時間があると、オートファジーが働きます。
オートファジーは自分自身の細胞を食べることによって、栄養源を生み出します。
オートファジーとは、私たちの体内に存在する細胞が持っている、細胞内のたんぱく質を分解するための仕組みです。

④ダイエット効果や疲労回復効果あり

玄米には多くのビタミンやミネラルが含まれています。

ビタミンB1やビタミンB2は、エネルギーやたんぱく質の代謝をサポートする栄養素です。
ダイエット効果や疲労回復効果があると言われています。
また、ミネラルは体の一部になり、細胞の働きを助ける栄養素です。

⑤健康体を作る

玄米は白米と比較すると、約20%もたんぱく質が多く、私たちの体を健康に形成します。
たんぱく質は臓器や筋肉、肌、髪、爪、体内のホルモン、酵素、免疫物質などを作り出す栄養素です。
玄米を食べることで、より強固で健康な体を作ってくれます。
さらに、玄米に含まれる脂質は白米の約3倍あります。
皮下脂肪、内臓脂肪、細胞膜などの体の一部になります。
脂質も適度な量で摂れるので、摂り過ぎることもありませんね!

⑥ガンを遠ざける

玄米のヌカの部分に含まれるIP6、RBAやRBFなどの成分は抗ガン作用があると言われています。
毎日欠かさずに玄米を食べることで、万一ガンにかかったとしても、ガン細胞をこれ以上大きくしない効果も期待できます。
つまり、病変悪化を防ぐことができるのです。

まとめ

玄米食にはさまざまなメリットが存在するのですね!
栄養価も高く、色々な私たちの体に与える良い影響を考えてもそれはうなずけます。
毎日の食卓に玄米を取り入れることから始めてみませんか?

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