1. TOP
  2. 発芽玄米や玄米の健康ライフ
  3. 玄米を食育に有効的に利用しよう!野菜嫌いでも大丈夫?

玄米を食育に有効的に利用しよう!野菜嫌いでも大丈夫?

 2021/04/07 発芽玄米や玄米の健康ライフ この記事は約 4 分で読めます。

野菜嫌いな子どもの悩みは尽きない?

幼い子ども達は野菜嫌いな子どもも多く、それに悩んでいるお母さんは多いのではないでしょうか?
特に匂いが強いもの、硬いものなどが幼い子どもにとっては苦手になりやすい野菜です。
例えば、ニンジン、ピーマン、セロリ、ネギなど苦手な子どもは多いと思います。
だからと言って、幼少期の発育段階において野菜から栄養を摂ることは大変重要なことです。

そんなお母さんたちの悩みを解決してくれるのが、玄米なのです。
ビタミン、食物繊維、ミネラルなどの子どもの発育に必要な栄養素がたくさんバランスよく含まれています。
ただし、玄米は白米より硬く消化にも良くない部分もあるので、食育をしていく際には注意が必要です。
どんなことに気をつけて、毎日の子ども達の食事に玄米を取り入れていけば良いのかを一緒に考えていきましょう!

玄米は何歳から食べさせて大丈夫?

玄米を与えて安心な歳は、3歳ぐらいからと言われています
1~2歳の子どもはその子の発育状態によって違いますが、歯がきちんと生えそろっていない子も多く、玄米を与えるには早い時期です。
なぜなら、玄米は白米より硬く、良く噛んで食べないと消化不良や下痢などの原因につながってしまいます。
自分で良く噛んで食べることができる年齢が3歳からなのです。

玄米は約30回~70回良く噛んで食べることが重要と言われています。
食育段階で玄米を取り入れることは、玄米に限らずその他の食べ物も良く噛んで食べる習慣がつくため、大変良いことです。
しっかり噛んで食べる食育を行い、子ども達の健康な体を作るサポートをしてあげましょう!
また、自分の子どもの年齢で玄米を食べさせて良いかの判断は、毎日の便を参考にしましょう。
便を見た時に、未消化のままの玄米が出てくるようでは、消化がうまくできていない状態が考えられるからです。

玄米の調理方法に工夫を凝らそう!

大人でも白米と違って玄米は匂いや味にくせがあるので、苦手な人もいます。
野菜嫌いの子どもと同様に、子どもは匂いや味に特に敏感です。
玄米を食育に使う場合には、一度浸水させた発芽玄米や発酵玄米などの比較的に匂いや味が気にならないものから与えてみましょう。
初めは毛嫌いされる可能性もありますが、雑穀や麦、白米などに一緒に混ぜたりして徐々に慣らしていくことで克服できます。

さらに消化されやすいように、炊いた玄米にお水を加え煮立てて、お粥にして食べさせてあげるのも良いかもしれませんね。
さらにそこにペースト状にした野菜や、わかめやひじき、のりなどの海藻類などを加えると栄養価がよりアップします。
あまり柔らかいお粥が好きではないという子どもには、おじやぐらいにして食べさせると良いでしょう。

玄米+野菜は最強コンビ!

野菜や果物を一緒にしてスムージやジュースに、野菜は細かく切ってスープに入れるなどの方法をとると子どもも野菜を食べてくれやすくなります。
玄米+野菜は最強コンビです。
最近は体に良いとされる玄米と野菜を組み合わせたマクロビオテックと呼ばれる食事方法がブームになっています。

そのブームに乗っかり、食育を玄米+野菜で考えていくのがおすすめです。
さらに肉や卵、乳製品を避けて献立を考えるのが、ポイントになります。
野菜が入ったスープや汁物などと一緒に玄米を食べさせてみてくださいね!

まとめ

子どもの食育を考える上でも、玄米は大変貴重な食材です。
子どもの発育に必要な栄養素を全て網羅していると言っても過言ではありません。
食育にマクロビオテックの考え方も一緒に導入し、さらに健康的な献立を考えてはいかがでしょうか?

栄養バランスの考えた食事もでき、野菜嫌いも克服でき、一石二鳥ですね!
また、玄米に海藻や豆類なども一緒にすりつぶしたりして入れてあげることで、飽きのこないさまざまなバリエーションで毎日の食卓も楽しみになると思います。
大切な子どもの発育段階だからこそ、気遣っていきたいものですね!

関連記事

  • 玄米が日焼けを防止する!?知られざる玄米の効果や効能とは?

  • 玄米にも効果が?”痩せ菌”が、ダイエットをサポートしてくれる?

  • 発芽玄米・発酵玄米のその違いと効果

  • 玄米で高血圧を改善しよう!驚くべき玄米の効果とは?

  • 同じ玄米でも白米のように食べやすい!?寝かせ玄米でより美味しく健康に!

  • 【玄米健康法】玄米を用いたダイエット方法を解説します。その効果は?