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玄米でアルツハイマー病の防止?毎日の生活習慣に玄米食は欠かせない!

 2021/06/07 発芽玄米や玄米の健康ライフ この記事は約 4 分で読めます。

アルツハイマー病とはどんな病気?

アルツハイマー病と言うと、「物事を忘れてしまう」病気という認識が強いかもしれません。
原因ははっきりと分かってはいませんが、加齢に伴う脳の変化が関係しているのではないかと言われています。
若年性アルツハイマー病もありますが、かかる人が稀な病気です。
30歳~60歳未満の人でも、日本の全人口の5%以下しかかかる人がいません。
アルツハイマー病にかかる人の多くは、60歳以上の高齢者であり、有名なところでは認知症として知られています。

遺伝子にも関係があると言われますが、最近特にアルツハイマー病の原因として注目されているのは、認知機能低下と血管や代謝に関する病気や症状の関係性です。
例えば、脳卒中、心疾患、高血圧、糖尿病、肥満など生活習慣病との関係です。
特にその中でも、糖尿病の人はアルツハイマーを発症しやすいとされています
なぜなら、糖尿病は脳の動脈硬化を促進してしまう作用がある病気だからなのです。
このように自分が高齢者になった時にもアルツハイマー病にかからないようにするためには、今現在の生活習慣が関わってくる可能性が高いのです。
それでは、どのような生活習慣を送ると良いのでしょうか?

アルツハイマーを予防する生活習慣とは?

年齢がいっても、アルツハイマーを発症しないためにはどうすれば良いのでしょうか?
そのためには、今現在の私たちの生活習慣を見直すことが必要なのです。
それも特別なことをする必要はなく、今までやってこなかったことであれば習慣化し、やってきたことで駄目なことがあれば改善していけば良いのです。

①適度な運動を習慣化する

まず、1日30分の運動を週3回以上行うことを習慣化しましょう
ウォーキングや軽めのジョギングなどで、少し息が上がるぐらいの強度の運動が良いとされています。
有酸素運動は、脳の血流を良くする効果が期待できるため、アルツハイマーの予防に役立ちます。
適度な運動は定期的に行うものなので、自分があまり無理ではない運動で、なるべく楽しみながら続けられる運動を選ぶようにしていきましょう。
楽しみながら運動をすると、脳がさらに活性化するのでベストですよ。

②玄米中心の食事をしよう

アルツハイマー型認知症予防には、フェルラ酸の抗酸化作用が効くと言われています。
フェルラ酸はポリフェノールの1種で、酸化ストレスから体を守る働きがあります。
酸化ストレスが増加すると、それに比例してアルツハイマー型認知症の原因とされているアミロイドβの蓄積を増やしてしまうのです。
植物に含まれているフェルラ酸は、特にイネ科の植物に多く含まれています。
例えば、米、小麦、大麦等です。
その中でも、精製されていないものの方がフェルラ酸の含有量が多いため、もみ殻や米糠、胚芽がそのままの状態である玄米食が大変おすすめなのです。
玄米には食物繊維、ビタミンやミネラルもたくさん含まれているので、1日のうちに私たちが不足しがちな栄養素も全て補ってくれるのです。
さらに、イワシやサンマ、サバなどの青魚に含まれるDHAやEPAのような不飽和脂肪酸が血栓や動脈硬化の予防に役立ちます。
乳製品に含まれるカルシウムや、大豆に含まれるサポニンやレシチンも代謝を高め、高血圧や動脈硬化、がんなどの防止にも役立ちます。
チーズやヨーグルト、豆腐や納豆、味噌などを積極的に食事に取り入れましょう。
また、緑黄色野菜にはβカロチンがたくさん含まれていて、アンチエイジング効果を発揮してくれるので、こちらも積極的に摂っていくと良いですよ。

③アルコールを控えめにする

高齢者でアルコール依存症の人を調べてみると、物忘れが激しかったり、認知症を患っている人が多いという研究結果が出ています。

アルコールの飲み過ぎは脳の働きを悪くし、その中でも特に前頭葉機能が衰えてしまうようです。
若いうちからアルコールを飲み過ぎないようにすることが、将来のアルツハイマーを防いでくれることに繋がります。

④人と積極的に話をする

アルツハイマー病を防止するためには、人とのコミュニケーションを大切にしていくこともとても重要になってきます。
集団行動やグループで話をしたりして、多くの人と関わることは認知症予防に繋がるのです。地域の行事などや集まりに積極的に参加してみましょう!

まとめ

アルツハイマーにならないためには、今現在の生活習慣の見直しが必要だったのですね。
毎日の食事や運動などをもう一度良く見直し、できていないことがあれば改善していきましょう。
高齢者になっても健康で長生きするためには、特別なことではなく、日常的な部分からの見直しが大変重要になってくるのです。

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